Natural One

ども、marutsuです。
今日もお越しいただきありがとうございます。


保守的なところが自分によく似ているうちの子供たちは、
今まで食べたことがない料理が食卓に並ぶと、口を揃えて、

「いや～、たべな～い」

と、ダダをこねる。


私と違って、革新的なダンナさんは、二人に
「おいしいのに、食べないうちから嫌うのはもったいないよ。
まず一口食べてごらん。それから食べるか食べないかを決めてごらん。」
と促す。

恐る恐る口に入れる息子。
味わった瞬間、

「おいしい～」

と顔がほころぶ。


日常的に我が家の食卓で起こる光景。

食わず嫌いな子供だった私からすると、息子のそんな小さな勇気は、賞賛に値する。


そんな光景を眺めながら、違う話を思い出した。

去年の暮れの高校の同級生での忘年会。

東京で働いている一人が話していたことだ。

出世頭の彼は、会社の中でもそれなりの地位につき、当然部下も多数従えている。
そんな彼が言うには、今の若い世代は「責任ある仕事」を避けたがる人が多いという。


失敗したくないから
失敗したときに責任を取るのが怖いから

なのかな？


今の若い世代は、私たちのその頃よりも数段頭が良くて賢いのかもしれない。
だから、あれやこれやと先のことが見えすぎて、身を守ろうとするのかも。

それとも、
子供の頃から、学校や社会が声を大にして「責任が、責任が、」と
言ってるのを聞いてきたからなのかもしれない。


仕事にしても、就職にしても、結婚（？）にしても、
何か新しいことに踏み出そうとするときは、勇気がいる。
確かに失敗するのは誰だって怖い。
だけど、必ず失敗するものなのかな？

仮に失敗したとしても、しんどい思いをしたとしても、
それは自分にとって、貴重な人生の経験になる。


先のことを案ずることに注力してたらもったいない。
若いその時期を、感受性豊かに、十分に味わってほしいな。


大好きな映画「フォレスト・ガンプ」の中の大好きな言葉。


『人生はチョコレートの箱。
開けてみるまでわからない。』


どんな状況に置かれても、そんな心持ちで過ごしていけたらいいな。

冒頭のダンナさんの言葉を言い換えてみよう。
「楽しいのに、やらないうちから嫌うのはもったいないよ。
まず一度やってごらん。それから、やるかやらないか選択するのは自由だよ。」


四十路女の独り言でした


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