てぃーだブログ › Natural One › 徒然 › 親は子供にとっての運命

2009年05月30日

親は子供にとっての運命

ども、marutsuです。
今日もお越しいただきありがとうございます。ニコニコ


先日、ある友人が離婚して、二人の子供を連れて沖縄を去った。

「明日、沖縄を離れます」

突然のお別れだった。
私、そして周囲の人間にとっても予期せぬ出来事だった。
あまりにも突然で何があったのかも尋ねることもできず、
離婚して実家に戻る、という事実のみを知らされた。

「えっ!?」
と絶句して、一瞬パニックになった私。
その日は、娘の誕生日でもありパーティーの準備に
追われていたけど、
頭の中はその友人のことでいっぱいだった。


翌日、パタパタと空港まで見送りにいった。

空港には、小学生の彼女の娘の
友達も大勢来ていて、チェックインまでの間、プリクラを
取ったりして、賑やかにしていた。

比較的元気そうで、安心していたのだけど、

いざ搭乗口で、お別れとなる頃には、
そのお友達はみんな涙していた。

本人に涙はなかったけど、
きっと我慢していたのだと思う。
伏し目がちに、ゲートの奥へ消えて行った。


前日は、友達の前で号泣していたと言う。


その様子を見ていて、私も涙が止まらず。。。

いや実を言うと、今でもあの光景を思い出すと涙が出る。
(ほら、言ってるそばから泣いてます。。)


離婚した友人は、彼女が初めてではない。

でも、離婚の影響を受けた子供の様子を実際に見たのは、
その時が初めてだった。


今まで私は、「離婚」ということを軽く見ていた気がする。

離婚は、確かに、周りへの影響は計り知れないけど、
あくまで夫婦の問題であり、
冷え切った関係を延々と続けていくよりは、
より前向きな選択だと思っていた。


その考えは、実体験からのもので、
両親が不仲な家庭で育った私は、いつも疑問だった。
「ケンカばっかりしてるなら、なんで別れないんだろう。」って。

実際、修羅場を見てるのは辛かったし、
何より「子どものため」に離婚しない、なんて言われるともっと辛かった。


子どもにとって親とはどんな存在なのでしょう。

例えば、友人の娘のように、
両親の離婚により、住み慣れた土地を離れ、
大好きな友人たちとも別れなければならなくなった子。

例えば、私のように、
両親の不仲をずっと目の当たりにして耐えてきた子。


学生の頃読んでいた漫画、「ファミリー!」(渡辺多恵子)中に、

「親は子どもにとっての運命」

ってフレーズがあったのを思い出す。

親の選択が、子どもの人生をも左右する。
・・・って、考えると、すごく責任重大だな。

でも、

どんな「運命」になったとしても、

親は懸命に生きていくしかない。

まず、自分の人生ありき、なのだから。

そして、
子どもたちの、その時の気持ちを
無駄にしないように、

選んだ道を、
悔いのないように、
歩いていってほしい。

がんばれ~~~ピカピカ





  • LINEで送る

同じカテゴリー(徒然)の記事
Break Time
Break Time(2016-11-23 22:18)

安らかに
安らかに(2013-03-02 12:40)

東京旅行
東京旅行(2012-03-29 00:00)

2期目修了
2期目修了(2012-03-28 00:00)

謹賀新年
謹賀新年(2012-01-09 10:05)

誕生日
誕生日(2011-09-26 23:11)


Posted by marutsu at 22:33│Comments(2)徒然
この記事へのコメント
☆いったいさーん

お久しぶりです~♪
コメント、超うれしいっす。ありがとうございます。

ふと、その家族のことを時折思い出します。

みんな、元気かな~。。。
もう少し落ち着いたら、連絡してみようと思っています☆

いったいさんの日記も拝見しています☆
体調に気を付けて、お仕事がんばってくださいね(^O^)
Posted by marutsu at 2009年06月01日 23:23
とても わかりやすく、
とても ジーンとする お話でした(泣)

いつか、
何かの折に、

伝えますね!
marutsuさんという人が 以前 こう おっしゃっていました  と。
Posted by いったい at 2009年06月01日 04:58
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。