2009年12月12日
仕事と子育て②
ども、marutsuです。
今日もお越しいただきありがとうございます。
仕事と子育て、その②です（＾＾）
かなり昔の話になるけど。
某メーカーで、SEとして15年ほど勤務していました。
その会社で、私より２期下の大好きな後輩がいました。
同じように２人の子供を持つ彼女は、
とても有能で、そしてとても真面目な人柄。
仕事も一生懸命。家事も手を抜かず、私からすると本当にスーパーウーマン。
後輩ながら、尊敬の念を抱いてました（今でも＾＾）。
私が育児と子育ての両立にくじけて、会社をリタイアした後も、
がんばって仕事をしていました。
でも、当時、彼女の仕事はかなり多忙を極めていました。
某有名小売店のシステム開発。
このシステムがコケると、社会的にもかなり影響大でした。
なので、現場はずーっと緊張の連続。
残業で午前様は毎日の事でした。
「もう少しの辛抱だから。」
彼女は、夫と子供にそう言い聞かせ、
多分自分自身にもそう言い聞かせながら、
両親や夫の助けを借りながら、数か月がんばっていました。
でも、やっぱりその影響は子供たちに最初にきました。
夜泣きが始まり、子供たちは次第にふさぎこむようになりました。
それでも責任感の強い彼女は、がんばり続けました。
へとへとで夜中に帰ってきても、自分の睡眠時間を削り、
朝早く起きて、子供たちとの時間をなるべく増やすように
努めました。
傍から見ていてもとても痛々しく、私は何度も、
「もう、仕事辞めたほうがいいんじゃない」
と彼女に言うほどでした。
それでも、
彼女にはすぐには辞められない事情がいろいろあったのです。
そんな中、ある人が彼女に言った一言がありました。
その人は、そんな彼女の現状を知って一言。
「子供より大切な仕事なんてあるの？」
その人は、同じ会社の先輩の奥さん。
結婚して数年経ってましたが、まだ子宝に恵まれないという事情が
ありました。
その人にとってみれば、子供がいるのに寂しい思いをさせている
ことが納得いかなかったのでしょう。
その言葉が、彼女を大きく動かしました。
辞められないいろいろな事情も、結局は彼女自身が、
「辞められない」
という枠を作っていたに過ぎなかったのです。
その後、しばらくして彼女は仕事を辞めました。
今は、別の会社で、残業もほとんどなく、でも
これまでのスキルを存分に活かせる会社でがんばっています。
今も時折、呑みに行く彼女。
いつも、
「あの時、辞めて本当によかった。」
と話します。
「子供より大切な仕事なんてあるの？」
この言葉は、私も折にふれ思い出します。
今月で仕事を終える私ですが、今後もきっと何かしらの仕事を続けていくと思います。
（専業主婦にはむいてないので＾＾；）
いろんなステージで、この言葉を思い出すのかな。
ふと、今になって書いてみたくなった出来事でした。
今日もお越しいただきありがとうございます。
仕事と子育て、その②です（＾＾）
かなり昔の話になるけど。
某メーカーで、SEとして15年ほど勤務していました。
その会社で、私より２期下の大好きな後輩がいました。
同じように２人の子供を持つ彼女は、
とても有能で、そしてとても真面目な人柄。
仕事も一生懸命。家事も手を抜かず、私からすると本当にスーパーウーマン。
後輩ながら、尊敬の念を抱いてました（今でも＾＾）。
私が育児と子育ての両立にくじけて、会社をリタイアした後も、
がんばって仕事をしていました。
でも、当時、彼女の仕事はかなり多忙を極めていました。
某有名小売店のシステム開発。
このシステムがコケると、社会的にもかなり影響大でした。
なので、現場はずーっと緊張の連続。
残業で午前様は毎日の事でした。
「もう少しの辛抱だから。」
彼女は、夫と子供にそう言い聞かせ、
多分自分自身にもそう言い聞かせながら、
両親や夫の助けを借りながら、数か月がんばっていました。
でも、やっぱりその影響は子供たちに最初にきました。
夜泣きが始まり、子供たちは次第にふさぎこむようになりました。
それでも責任感の強い彼女は、がんばり続けました。
へとへとで夜中に帰ってきても、自分の睡眠時間を削り、
朝早く起きて、子供たちとの時間をなるべく増やすように
努めました。
傍から見ていてもとても痛々しく、私は何度も、
「もう、仕事辞めたほうがいいんじゃない」
と彼女に言うほどでした。
それでも、
彼女にはすぐには辞められない事情がいろいろあったのです。
そんな中、ある人が彼女に言った一言がありました。
その人は、そんな彼女の現状を知って一言。
「子供より大切な仕事なんてあるの？」
その人は、同じ会社の先輩の奥さん。
結婚して数年経ってましたが、まだ子宝に恵まれないという事情が
ありました。
その人にとってみれば、子供がいるのに寂しい思いをさせている
ことが納得いかなかったのでしょう。
その言葉が、彼女を大きく動かしました。
辞められないいろいろな事情も、結局は彼女自身が、
「辞められない」
という枠を作っていたに過ぎなかったのです。
その後、しばらくして彼女は仕事を辞めました。
今は、別の会社で、残業もほとんどなく、でも
これまでのスキルを存分に活かせる会社でがんばっています。
今も時折、呑みに行く彼女。
いつも、
「あの時、辞めて本当によかった。」
と話します。
「子供より大切な仕事なんてあるの？」
この言葉は、私も折にふれ思い出します。
今月で仕事を終える私ですが、今後もきっと何かしらの仕事を続けていくと思います。
（専業主婦にはむいてないので＾＾；）
いろんなステージで、この言葉を思い出すのかな。
ふと、今になって書いてみたくなった出来事でした。
Posted by marutsu at 12:30│Comments(3)
│徒然
この記事へのコメント
☆yopinoさん
コメントありがとう☆
一緒に、がんばっていたね、ｙｏｐｉｎｏさん♪
そして貴方もまた新しいところで、充実した一日を
過ごしていると思います。
あの日々があったからこそ、大切にできる今、ですね（＾＾）
いろいろと、お母さんは大変だけど、貴方なら大丈夫（＾＾）ｖ
適度にガス抜きして子育て、楽しんでね♪
いつでも、応援してるからね～♪
☆peaceさん
私も、書きながら昔のことを思い出して、
なんだかうるるときちゃいました（；＿；）
いろいろあったけど、今の自分があるのは、
今まで出会った人たちの支えがあってこそ、
ですね（＾＾）
いつも、誠実な貴方だから、きっと周りがサポートしてくれるんだと思います☆
いつまでも、変わらない貴方だから、
また、このしょーもない先輩の誘いに付き合ってくださいね（＾＾）
コメント、ありがとう。うれしかった。
コメントありがとう☆
一緒に、がんばっていたね、ｙｏｐｉｎｏさん♪
そして貴方もまた新しいところで、充実した一日を
過ごしていると思います。
あの日々があったからこそ、大切にできる今、ですね（＾＾）
いろいろと、お母さんは大変だけど、貴方なら大丈夫（＾＾）ｖ
適度にガス抜きして子育て、楽しんでね♪
いつでも、応援してるからね～♪
☆peaceさん
私も、書きながら昔のことを思い出して、
なんだかうるるときちゃいました（；＿；）
いろいろあったけど、今の自分があるのは、
今まで出会った人たちの支えがあってこそ、
ですね（＾＾）
いつも、誠実な貴方だから、きっと周りがサポートしてくれるんだと思います☆
いつまでも、変わらない貴方だから、
また、このしょーもない先輩の誘いに付き合ってくださいね（＾＾）
コメント、ありがとう。うれしかった。
Posted by marutsu
at 2009年12月15日 23:50
at 2009年12月15日 23:50きっと私の事ですね？
いつもいつも marutsu さんにお世話になりっぱなしの後輩です(*^_^*)
人との出会いって本当に大切ですね。
これまでに出会った方々、頂いたたくさんの助言、
誰一人、何一つ欠けても、今の私のこの幸せはありません。
当時は本当に苦しい毎日でした。
でもその経験があったからこそ、
今の幸せに気がつくことができたんだなって思います。
精一杯頑張っていたけど、何かを犠牲にしては何も満足が得られません。
ましてや一番大事な子供たちに寂しい思いをさせていることが本当に辛かった。。
『あの時辞めて本当に良かった』
会社で私の代わりはたくさんいますが、子供たちにとって私は私だけ。
『子供より大切な仕事ってあるの？』は私の心に響きました。
結婚して長いこと子宝に恵まれず、やっとやっと生まれてきてくれた最愛の子供たち。
私にとっても大切なのは家族。
それはわかっていたはずなのに、
今は辞めるわけにはいかない。。と思い込んでいた私に何度も何度も助言をくれた marutsu さん。
私の苦しい状況を自分のことのように考え、一緒に悩んで一緒に泣いてくれました。
感謝感謝です。
私自身が結論を出すまで、辛抱強く家族を支えてくれた夫にも感謝。
子供たちのサインを敏感に受け止めて、
「明日はどんなに残業してもよいから、今日は仕事を休んで保育所も休ませて家族で出かけよう」と、
半ば強制的に家族を連れ出したことも。
子供たちや私が壊れてしまわないように、守ってくれていました。
辞めてくれとは一度も言わず、私がどうしたいのかを考えなさいと。
私自身に気がついて欲しかったんだと思います。
私の決断を心から喜んでくれて、そしてホッとしてました。
もう５年も前の話です。
その後も出会いに恵まれ、以前お世話になっていた先輩に声をかけてもらい、
新しい職場でシステムの仕事をさせて貰ってます。
仕事と子育ての両立は難しいと感じていたあの頃、
いつも思っていたのが、『背伸びせず身の丈にあった仕事をしたい』ということでした。
今は私の作ったシステムを喜んで使ってくれている方達の顔を間近で見ることができ、
仕事が本当に楽しいと思える毎日です。
そして、私を引っ張ってくれた先輩のお陰で、
子供たちにも寂しい思いをさせることなく、毎日一緒に夕食を囲むことができます。
日々の子育てでちっちゃなわじわじーや悩みは多々ありますが、、(^^;)
子供たちの元気な成長ぶりを嬉しく見守りながら幸せをかみしめてます。
大事な決断を下すときって、とても悩むし、とても不安になります。
でも迷ったときは一歩踏み出してみないと、何も状況は変わらない。
今こんな事が言えるなんて、、当時の優柔不断な泣き虫な私からは想像ができないですよね ＞ marutsu さん
振り返れば、いつも marutsu さんが私の側にいてくれて、何でも相談のってくれて。
いつも本当にありがとうございます。
これからも末永く、、不甲斐ない後輩ですがよろしくお願いします。
いろいろな事を思い出して、長く書いてしまいました。。ゴミンナサイ(^^;)
いつもいつも marutsu さんにお世話になりっぱなしの後輩です(*^_^*)
人との出会いって本当に大切ですね。
これまでに出会った方々、頂いたたくさんの助言、
誰一人、何一つ欠けても、今の私のこの幸せはありません。
当時は本当に苦しい毎日でした。
でもその経験があったからこそ、
今の幸せに気がつくことができたんだなって思います。
精一杯頑張っていたけど、何かを犠牲にしては何も満足が得られません。
ましてや一番大事な子供たちに寂しい思いをさせていることが本当に辛かった。。
『あの時辞めて本当に良かった』
会社で私の代わりはたくさんいますが、子供たちにとって私は私だけ。
『子供より大切な仕事ってあるの？』は私の心に響きました。
結婚して長いこと子宝に恵まれず、やっとやっと生まれてきてくれた最愛の子供たち。
私にとっても大切なのは家族。
それはわかっていたはずなのに、
今は辞めるわけにはいかない。。と思い込んでいた私に何度も何度も助言をくれた marutsu さん。
私の苦しい状況を自分のことのように考え、一緒に悩んで一緒に泣いてくれました。
感謝感謝です。
私自身が結論を出すまで、辛抱強く家族を支えてくれた夫にも感謝。
子供たちのサインを敏感に受け止めて、
「明日はどんなに残業してもよいから、今日は仕事を休んで保育所も休ませて家族で出かけよう」と、
半ば強制的に家族を連れ出したことも。
子供たちや私が壊れてしまわないように、守ってくれていました。
辞めてくれとは一度も言わず、私がどうしたいのかを考えなさいと。
私自身に気がついて欲しかったんだと思います。
私の決断を心から喜んでくれて、そしてホッとしてました。
もう５年も前の話です。
その後も出会いに恵まれ、以前お世話になっていた先輩に声をかけてもらい、
新しい職場でシステムの仕事をさせて貰ってます。
仕事と子育ての両立は難しいと感じていたあの頃、
いつも思っていたのが、『背伸びせず身の丈にあった仕事をしたい』ということでした。
今は私の作ったシステムを喜んで使ってくれている方達の顔を間近で見ることができ、
仕事が本当に楽しいと思える毎日です。
そして、私を引っ張ってくれた先輩のお陰で、
子供たちにも寂しい思いをさせることなく、毎日一緒に夕食を囲むことができます。
日々の子育てでちっちゃなわじわじーや悩みは多々ありますが、、(^^;)
子供たちの元気な成長ぶりを嬉しく見守りながら幸せをかみしめてます。
大事な決断を下すときって、とても悩むし、とても不安になります。
でも迷ったときは一歩踏み出してみないと、何も状況は変わらない。
今こんな事が言えるなんて、、当時の優柔不断な泣き虫な私からは想像ができないですよね ＞ marutsu さん
振り返れば、いつも marutsu さんが私の側にいてくれて、何でも相談のってくれて。
いつも本当にありがとうございます。
これからも末永く、、不甲斐ない後輩ですがよろしくお願いします。
いろいろな事を思い出して、長く書いてしまいました。。ゴミンナサイ(^^;)
Posted by peace at 2009年12月14日 12:16
その頃一緒に会社にいたものです。
すごく頑張ってるなぁって当時は本当に
尊敬の念ばかりでした。
「子供より大切な仕事なんてあるの？」
考えさせられる言葉ですね。
今の私も基本残業はないですが、たまに
忙しい時があり、残業したい。
納期は守りたいし。
でも、お迎えにいかないといけない。
その後ご飯もあげて、お風呂もいれないと
いけない。「やらないといけない」ことが
たくさーーーん。
「何で私だけ時間を考えながら仕事しない
といけないんだろ。」って思います。
子供＜＝仕事とは思わないですが、
たまーにそう思ってしまう私もいます。
そんなに仕事に生きるキャリアウーマンタイプではないんですけどね（＾＾）
すごく頑張ってるなぁって当時は本当に
尊敬の念ばかりでした。
「子供より大切な仕事なんてあるの？」
考えさせられる言葉ですね。
今の私も基本残業はないですが、たまに
忙しい時があり、残業したい。
納期は守りたいし。
でも、お迎えにいかないといけない。
その後ご飯もあげて、お風呂もいれないと
いけない。「やらないといけない」ことが
たくさーーーん。
「何で私だけ時間を考えながら仕事しない
といけないんだろ。」って思います。
子供＜＝仕事とは思わないですが、
たまーにそう思ってしまう私もいます。
そんなに仕事に生きるキャリアウーマンタイプではないんですけどね（＾＾）
Posted by yopino at 2009年12月12日 16:59
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