Natural One

ども、marutsuです。
今日もお越しいただきありがとうございます。



先日、無事に屋敷拝みが終わりました。

階下に住む義母も同行してくれました。

まず火の神（ヒヌカン）ですが。
私が立てるよりも、まず両親世帯が立てるべき・・・との事で、
その方向で決まったのですが、


今年は、両親とも生れ年（干支）に当たるそうで、
今年立てるのは控え、来年の10月以降に・・・ということになりました。

沖縄の神事は、何事も干支を重視するようで、
いろんな行事も生れ年かどうかが、キーになってきます。
例えば、
御墓への納骨も、生れ年の人がお墓を開けてはいけない、とか。
拝みなども、生まれ年の日は避けて行う、とか。


そして、屋敷拝みに入りました。


まず、『神登記』としないといけないとのこと。


『神登記』とは、
土地や家を購入したときに、役所に登記を行うように、
その土地の神様にも、
「この土地に住むことになりました。宜しくお願いします。」
と、挨拶伺いをすることなんだそうです。


さっそく、土地の神様の拝所へ。

そこは、意外にも我が家から車で３分ほどの、街中にありました。
古い井戸が祀ってあって綺麗に整備された拝所。

大きなガジュマルが、その場所を守っています。
とても、気のいい場所でした。
（私の掌からは、またしても金粉大放出）


そこで、神人（かみんちゅ）のＣさんに
私たちの神登記のために、グイス（祈りの言葉）を唱えていただきました。


そのグイスが・・・すごいっ！！
うちなー方言なのですが、早い、早すぎるっ！
それこそ、神業と感じました。


神登記が終了して、再び家へ。

家の四隅を拝み、
戦争で亡くなった人の魂がまだ彷徨っている
とのことで、鎮魂の拝みも。


そして、昼過ぎには終了しました。


Ｃさんからは、
「この土地はいい土地さぁ。ちゃんと屋敷拝みを毎年やったら、
　とても豊かになるよ～」
と言われました。

そしてＣさんがとても驚いていたのは、
義母が肥料にとまいた生ゴミの中の種から、たくさんの
野菜が実っていること。

かぼちゃ、ごーやー、冬瓜、トマト、パパイヤ

どれも、育てようと思って苗を購入したのではなく、
自然の力で実ったものです。


Ｃさん曰く、
「この土地は、くぇぶぅ（食福）さぁ」

引っ越してから８年、
まったく屋敷拝みをしなかったことを怒られて、

「次からは、ちゃんと自分たちでやりなさいよっ！」

と、手順を教えていただきました。

「わからないことがあったら、いつでも電話して」とも。

「でも、あんなすごいグイスは言えません」
と言うと、笑いながら、
「普通の言葉で、心をこめて、神様に感謝するだけでいいさぁ」
とおっしゃってました。


さて、次回からは、この本片手に、自分たちでやらなければ（＾＾）



しかし、沖縄の神事って奥深い。。。
この年になって、改めて思うｍａｒｕｔｓｕなのでした。


（まだまだ）続く（笑）